【DTM】ステキな曲に仕上がるノイズ除去テクニック

【DTM】ステキな曲に仕上がるノイズ除去テクニック

宅録をしていると「録音したらノイズが入っていた」というのは良くあることです。そんなときは機材を新しくしてみたり、自分でやっている分にはいくらでも録音環境はよくできます。

しかし、「歌を他の人にお願いしたけど、ノイズが入っていた」など、他人に録音してもらったものはそうはいきません。お金を払ってお願いしているのなら「やり直してください。」と言えますが、そうでなければお願いしづらいものです。

そんなときはミックスでなんとかするしかありません。

というわけで今回はノイズの処理のやり方です。ひとくちにノイズと言っても「プチっ」というノイズから、「サー」っというノイズまでいろいろあります。


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波形編集でノイズ処理

下の音源では「おもったいじょうにきみのめは」と歌っているのですが、「おもっ」と「た」の間に「プツッ」というノイズが入っています。


下の画像は音源のノイズの部分を拡大した波形です。オレンジ色の線で囲んだところが「プツッ」の音です。

こういう「プツッ」というノイズのときは波形編集で切りとってしまいます。下の画像は波形編集で「プツッ」という音を切りとったものです。

しかし、このままだと音圧を上げたときに、波形のとぎれたところが「プツッ」というノイズになって聞こてしまいます。(下の画像)

なので、波形を切りとった後は”フェード”を使ってアフターケアーをします。

下の画像のように切りとったところにフェードを使います。フェードの長さは数m秒で大丈夫です。

DAWソフトごとに”フェード”のやり方をご説明します。(【続きを開く↓】をクリックすると、内容が見れます。)

ProToolsでのフェードのやり方

Cubase Proでのフェードのやり方

Logic Proでのフェードのやり方

ペンシルツールでノイズ処理

次に「プツッ」というノイズが演奏とかぶってしまった場合です。

さっきは何もないところだったので切り取れましたが、下のように演奏とかぶってしまった場合はそうはいきません。

下の音源は歌と「プツッ」という音がかさなったものです。音源では「うらも~~」と歌っていますが、最初の「う」に「プツッ」という音がかさなっています。



こういう場合はペンシルツールを使い、波形を書き換えてしまいます。

下の波形は「プツッ」という音を拡大したものです。ペンシルツールで波形を書き換えます。

だいぶツルツルの波形になっちゃいましたが、ちゃんとノイズは取れているのでしょうか。下に音源を用意したので聞いてみてください。

ノイズ処理前

ノイズ処理後

ちゃんと取れていますね。コンマ何秒の世界なので、こんなことをしても大丈夫です。

ポイントは飛び出た波形の周りもペンでツルツルにすることです。波形では瞬間しか飛び出ていないですが、「プツッ」という音の幅は広いです。

エフェクトでノイズ処理

今度は下の音源のように、「サー」というノイズが入ってしまった場合です。


こういうノイズを取るときは、専用のエフェクトを使います。

専用のエフェクトはSonnoxやiZotopeなどいろいろなところから出ていますが、僕はWAVESの”Z-Noise”というエフェクトを使っています。

参考 WAVES “Z-Noise”

ということで、下にエフェクトをかけていないものと、かけたものを用意しました。ノイズが取れたかどうか聞きくらべてみてください。

ノイズ処理前

ノイズ処理後

かなりノイズが取れましたね。

mp3なので分かりづらいかもしれませんが、ビミョ〜にノイズは残っています。ノイズを完全に取ることもできるのですが、完全に取るとボーカルの音まで影響してしまいます。

なので、こういうエフェクトを使うときは、他の音と一緒にならしても聞こえないぐらいで止めておくのがベストです。

さいごに

「サー」というノイズを”ヒスノイズ”といいます。このヒスノイズを取るエフェクトが1つあるととても便利です。

wavesのZ-Noiseはカンタンな操作でヒスノイズが取れます。ヒスノイズに困ったら使ってみてはいかがでしょうか。

参考 WAVES Z-Noise check!

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コメント

  1. Taka より:

    いつも楽しく拝見させていただいてます!
    ペンシルツールでのノイズ除去ですが、これはCubaseでも同じようなことができますでしょうか?
    Protoolsではやっているのを見たことがあるのですが。
    よろしくお願いします。

    • 管理人 より:

      Takaさん、こんにちは!

      そうですね!プロツーではお馴染みですね〜
      もちろんキューベースでもできます。

      まず、波形をダブルクリックします。
      すると、その波形の編集画面が出てきますので、右下にあるフェーダーかショートカットキーを使って波形を最大まで拡大します。
      次に、上の方にある『鉛筆の絵が描いてあるボタン』を選ぶと、波形が書けるようになります。

      このとき、サンプルレートとビットデプスが高ければ高いほど、より細かく書くことができます。
      ぜひ試してみて下さい^^

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