【DTM】あなたの曲がもっと良くなるミキシングテクニック〜パンニングのススメ〜

【DTM】あなたの曲がもっと良くなるミキシングテクニック〜パンニングのススメ〜

昔、「どういうパンニングだと良く聴こえる?」と聞かれたことがあります。

「パンニング」というのは、音の配置を変えることです。別の言い方で「定位」とか「パン」と言ったりもします。

DAWソフトでは下の画像のように、フェーダーについているノブを回すことでパンニングをすることができます。

今回はあなたの曲がもっと良くなる「パンニング」についてご説明します。


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パンニング

下に同じ曲のパンニングを変えたものを3つ用意しました。どれが1番聞きやすいでしょうか?

・音源1

・音源2

・音源3

、、「音の配置1つでここまで変わるよ」ということを説明したかったのですが、どれが1番聞きやすかったでしょうか?

ものスゴく極端な音源だったので、たぶん多くの人が3番を選ぶと思います^^;

そういうことで、音の配置というのはミックスではとても重要なことなんです。では、どんな配置にしていけばいいのでしょうか?

逆三角形

実は、決まりなんかありません。音楽は自由ですのでさっきの1番や2番のようにしたってかまいません。ただ、「こうやって配置するとバランス良く聞こえるよ!」というものがあります。

それが、逆三角形です。

コレは「低音のものほど真ん中に置き、高音になるにつれて左右に広く置いていく」というやり方です。(さっきの3番はこの逆三角にしてあります。)

低音楽器を真ん中に置くことで低音域が安定して聴こえます。また、高音域が左右に広がることで、空間を広く感じられるようになります。

同じ音域のものはズラす

下の図は3番のそれぞれの楽器の配置を図にしたものです。横が位置で上にいくほど高い周波数になります。

なんとなく逆三角形の形になっているのが分かるでしょうか。

バスドラムとベースはともに低音楽器なので真ん中になっています。ボーカルは曲の主役なのでコレも真ん中です。あとは、音域ごとに振り分けていきます。

振り分けるポイントは「同じ音域のものはズラす」です。

例えば、この曲だとボーカル、アルトサックス、テナーサックスの音域が近いです。こういう場合は、左右にズラすことでミックスがしやすくなります。

ミックスに慣れないうちはこれを意識してやってみてください。慣れてくればずらさなくてもミックスができるようになります。

また、こんなふうにそれぞれの楽器をどこに置くか紙に書いたり、イメージするとミックスがやりやすくなります。ぜひ試してみてください。

最後に、Logic Proをお使いの方にパンニングでの注意点を書いておきます。

Logicでのパンニングについて

Logicの場合もミキサー画面を見る限りでは他のDAWソフト同じなのですが、中身が少し違います。

ステレオトラックの場合、パンのツマミを回しても、左右のチャンネルの音量が変わるだけです。なので、パンを降るとセンター(ミッド)の音が崩れてしまいます。

なのでLogicの場合、定位やステレオ幅を変えるためのエフェクターが別に用意されています。

それが「Direction Mixer」というエフェクターです。

このエフェクターの場所は、[Imaging] > [Direction Mixer] です。

Direction Mixerのパラメータ

「spread」で音の幅が変えられます。spreadの値が「1.0」だとそのままの音です。この値が「1.0」より小さくなると、音の幅も小さくなります。逆に「1.0」より大きくなると、音の幅も大きくなります。

「Direction」 では音の場所が変えられます。「0」だと真ん中。ノブを右に回すと右に、左に回すと左に移動します。

Logicで細くミックスしていきたいという方は、ぜひ使ってみてください。

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