録音したボーカルの歯擦音が気になる!

録音したボーカルの歯擦音が気になる!


こんにちは。Thunderbolt2対応の外付けが高すぎる、、と悩む管理人です。

今回は「録音したボーカルの歯擦音が気になる!」というタイトルなんですが、タイトルの「歯擦音(しさつおん)」とは日本語のサ行、ザ行の子音のことです。この歯擦音は耳につきやすく、場合によっては耳障りな音になってしまいます。

確認のために歯擦音が使われている音源を下に用意しました。音源では「こんなきもち おさえられない」と歌われていますが、「さ」の部分が少し強く歌われているので耳障りな感じになると思います。



どうでしたか。「さ」部分が耳につきませんでしたか?

これがレコーディング中ならとりなおしができますが、音源のように録音したあとではそうはいきませんよね。
しかし、心配はいりません!今回はそんなときのために、ミックスで歯擦音を処理するやり方をお伝えします。

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ディエッサー(DeEsser)

実は、歯擦音といばコレ!というエフェクターがあるんです。それがディエッサー(DeEsser)です。下の画像は全部ディエッサーです。



ディエッサーとは歯擦音を調整するためのエフェクターです。ちょっと専門的になるんですが、ディエッサーの中身はおもに高音域に特化したマルチバンドコンプレッサーです(一部に全く作りの違うディエッサーもあります)。なので、ディエッサーのパラメータはコンプレッサーと少し似ています。

さっそくディエッサーをボーカルトラックに入れましょう!、、といきたいのですが、下の画像のように多くのディエッサーは周波数を指定しなければいけません(Cubaseに付いているディエッサーなどは周波数を入れなくてもいいタイプです)。ディエッサーで探りながらでもいいのですが、今回はEQ(イコライザー)を使った周波数の探し方をご紹介します。


EQを使った周波数の探し方

ということで、EQを使って歯擦音が何Hz(どの周波数)にあるのかを探します。

やり方はとってもカンタン。下の画像のようにグイッと持ち上げて、左右にゆっくりずらしながら探します。気になる歯擦音の音量が大きくなるところが見つかったらOKです!人にもよりますが歯擦音はだいたい4〜10kHz(キロヘルツ)の間にありますので、それを目安に探してみてください。ちなみに、今回用意した音源の「さ」の場合は8.4kHzにありました。



なんでEQを「グイッと持ち上げる」かというと、音量が下がったところを見つけるより、音量が上がったところを見つける方がカンタンだからなんです。試してもらえば分かりやすいのですが、音量が下がるところ(今回なら歯擦音の音量が下がるところ)をピンポイントで探すのって難しいです。

ディエッサー(DeEsser)の設定

(今回はWAVESのDeEsserを使って説明します。)

やっとディエッサーの出番です!先ほど見つけた周波数を”Frequency”に入れます。このエフェクター独自のものなのですが、”Audio”を”Split”、”SideChain”を”Bandpass”にします。最後に”Threshold(スレッショルド)”を下げていき、ディエッサーのかかり具合を調整します。



下の画像のように、ディエッサーが反応すると”Atten”に赤いゲージが降りてきます。ゲージの幅が長いほど深くディエッサーがかかっているということです。



最初聴いていただいた音源にディエッサーを使ったものを下に用意しました。よかったら聴き比べてみてください。

・ディエッサーを使ったもの



・何もしてないもの


さいごに

今回EQを使って周波数を探すということをやりました。今回やってみてうまく探せなかったとしても、気にすることはありませんよ。管理人も最初のうちは全くできませんでした^^;
下の記事のようなやり方もあるので、良かったら試してみてください。

録音した歌の子音をエフェクターを使わないで処理する。
・録音した歌の子音をエフェクターを使わないで処理する。こんにちは。最近"午後の紅茶 ヘルシーミルクティー"にはまっている管理人です。...

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