【DTM】ミキシングに必要なのはスピーカー?それともヘッドホン?

【DTM】ミキシングに必要なのはスピーカー?それともヘッドホン?

ミキシングに必要なのはスピーカーなのでしょうか? それともヘッドホンなのでしょうか?

コレはケースバイケースですね。

作った曲をあなたひとりだけが楽しむだけのものならなんでもいいと思うんです。しかし、ネットなどで公開するというのなら違ってきます。

作った曲をネットなどに公開したとき、ネットの向こうでそれを聞く人は何を使ってその曲を聞くか分かりません。

あなたがヘッドホンだけで完璧に仕上げたとしても、ネットの向こうではスピーカーからめちゃくちゃな音で再生されているかもしれません。

それではがんばってミックス・マスタリングした意味が無くなってしまいますよね。聴く人が何で聞くかは分からない以上、何で聞いても良い音で聞こえるようにしたいものです。

とはいえ、ミックスの段階からいろんな再生機器で聞きながら進めていくのは大変なので、スピーカーとヘッドホンの両方を使って進めていきます。


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ヘッドホンとスピーカーの特徴

ミックスではスピーカーとヘッドホンそれぞれの特徴を活かしてやっていきます。

ヘッドホンの特徴

・1つ1つの音がはっきりと聞こえるので、エフェクトをかけたときの音の変化や、ノイズが聞きとりやすい。

・1つ1つの音が聞こえすぎて曲全体をバランスよく聞くのが苦手です。なので、ヘッドホンだけでミックスを進めていくと、それぞれの音を真ん中に集めやすく、幅の狭い曲になりがちです。

・左右の音がそれぞれの耳だけに届くので、はっきりと左右の音が聞き取れます。

・中についている1つのスピーカーで低音から高音まで出しています。なので、超高音域や超低音域を再生するのが苦手です。

スピーカーの特徴

・1つ1つの音の細かいニュアンスが聴き取りづらいです。

・曲全体をバランスよく聞くことができます。

・左の音を右の耳から聞くことも、右の音を左の耳から聞くこともできます。

・低音をウーハー、高音をツイーターと役割を分けているので、ヘッドホンとくらべ低音や高音がはっきりと聞きとれます。

ヘッドホンとスピーカーの特徴を活かす

それぞれこんな特徴があります。

また、ヘッドホンではしっかりと聞こえてた音が実はスピーカーだとあまり聞こえなかったり、逆に大きな音で聞こえるなんてこともあります。

なので、1つ1つの音を確かめるときや、ノイズのチェックはヘッドホン。曲全体の音量バランスをとるときはスピーカーを使ってやっていきます。

では、それぞれどんなものを選んだら良いのでしょうか。

ヘッドホン、スピーカーを選ぶポイント

ヘッドホンを選ぶポイント

ヘッドホンは「モニター用ヘッドホン」というものを選びます。

「モニター用ヘッドホン」といっても色んなのが出ているので、その中からさらに選ぶポイントを下に3つあげました。

1. ノイズのチェックがしやすいか

とにかく重要なのがコレです。ノイズチェックはヘッドホンの仕事なので、なるべくノイズが聞き取りやすいものがいいです。

2. 再生できる周波数帯が広いくて聞きとりやすいもの

音作りをするのに必要になってきます。再生できる周波数帯が広いほうがやりやすいです。

商品を見ると「再生周波数帯域 ○Hz 〜 ○kHz」と再生できる周波数が書いてあるんですが、あまりあてにしないほうがいいです。実際に何個か試しに聴いて、くらべながら確かめたほうがいいです。

3. 長時間使っていても疲れないもの。

これも重要です。ヘッドバンドが硬いものや、重いものは使っているとすぐに疲れたり、痛くなりやすいです。

僕のオススメヘッドホン

僕のオススメは、、、、と言いたいところなんですが、オススメが言えるほど色んなヘッドホンを試したわけじゃないんですよ^^;

とはいえ、「何を選んだらいいの?」となると思いますので、参考程度に僕の使っているものを紹介します。

愛用のSonyのMDR-CD900STです。

スタジオにいくとよくあるやつです。ヘッドバンドがすごくゆるいので耳が痛くなりにくいです。そして、とにかく軽い!また、再生できる周波数帯が広く聞きとりやすいです。

また、高音が少し強く聞こえるのでノイズのチェックがとてもしやいです。値段がそんなに高くないのも魅力的です。

参考 SONY “MDR-CD900ST” check!

※これはジャックがステレオ標準プラグなので、パソコンにつなぐ場合にはステレオミニプラグへの変換プラグが必要です。

スピーカーを選ぶポイント

次にスピーカーを選ぶポイントです。

1. アクティブ(パワード)スピーカー

スピーカーにはアンプが内臓されている「アクティブ(パワード)スピーカー」と、アンプが入っていない「パッシブスピーカー」があります。これは「アクティブスピーカー」を選びます。

「パッシブスピーカー」でもいいんですが、アンプが必要なので少し費用がかかります。

2. 大きさは小型か中型

これは部屋の大きさや住宅環境を考えて選びます。ただ、スピーカーはそれなりの音量で鳴らさないと性能が発揮できないので、小型か中型までがいいです。

3. 最低でも50Hzが再生できるもの

重要なのが再生できる周波数帯です。広いほうがいいです。また、ヘッドホンだとどうしても超低音は聞き取りづらいので、この周波数帯はスピーカーで確かめることになります。

なので、スピーカーでは最低でも50Hzが再生できるものを選んだほうがいいです。

4. 接続端子

下の画像は左が僕の使っているスピーカーの接続端子で、右がオーディオインターフェイスの接続端子の写真です。

スピーカーの端子は”XLR(キャノン)”で、オーディオインターフェースの端子は”Line(ライン)”というものです。この場合だとラインからキャノンへの変換ケーブルを使うことになります。

こんなふうに、接続端子によって使うケーブルが変わってくるので、ここはしっかり確認したほうがいいです。

僕のオススメスピーカー

僕のオススメは、、、、と言いたいところなんですが、またまたオススメが言えるほど色んなスピーカーを試したわけじゃないんですよ^^;

なので、参考程度に僕の使っているものを紹介します、、、と続きたいんですが、僕が使っているスピーカー、、もう廃盤なんですよね^^;

ちなみに、僕の使っているDYNAUDIOの”BM5A”です。

当時の作曲の先生が使っていて、すごくオススメされて買ったものです。オススメされるだけのことはあって、かなりクリアな音質でミックスがしやすいです。かなり気にいっています。

後継機が出ているみたいなので、リンクを貼っておきます。

DYNAUDIO “BM5 mkIII(ペア)”

マスタリング

マスタリングでは聴く人が何で聞くかは分からないので、ヘッドホン・スピーカー以外にも、イヤホンなど色んなもので確認しながら進めていきます。

やるときはとにかく「すり合わせていく」イメージです。

  • 「ヘッドホンだとやけに高音がうるさいけど、スピーカーで聴くとそうでもないから下げる音量は少しにしよう」
  • 「イヤホンだとちょうどよく聴こえるけど、ヘッドホンだと少しボーカルが聞こえづらいから少しだけここの周波数を上げよう」

みたいに、それぞれで聴こえる音を近づけていく感じです。ここではとにかく色んな再生機器で聞きくらべていくといいです。

最終的には何で聴いてもいい感じに聴こえるのが理想です。

ということで、今回はここまでです。

スピーカーでやるときは近所迷惑にならないよう気をつけてください^^

さいごに

スピーカーとヘッドホンを購入するときは、まず楽器屋で視聴したほうがいいです。そうすれば何個かを比べて聴くことができるので、それぞれの違いが分かりやすいです。

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