【DTM】音圧ってなに?どうすれば上がるの?

【DTM】音圧ってなに?どうすれば上がるの?

「音圧をもっと上げられないかな?」

ミックス・マスタリングをしていると、ついつい考えてしまいますよね。僕もそのうちの一人です。他の人の作品と自分の作品をくらべたときに、強くこれを考える気がします。

では、そもそもこの「音圧が高い」とはどういうことなのでしょうか?

これが分からなければ当てずっぽうにやっていくしかありません。まずは「音圧が高い」とはなんなのかはっきりさせましょう。これが分かれば音圧を上げる手助けになるはずです。


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音量と音圧

下に2つの音源があります。どちらも同じ最大音量にしてあります。聞きくらべてみてください。

音量は同じなのに、音源2の方が大きな音に聞こえますよね。音源1の音圧を上げたのが音源2です。この2つの違いを詳しく見ていきます。

周波数

下の2つの画像はさっきの音源の周波数です。左が音源1で、右が音源2です。

音源1の周波数にくらべ、音源2はそれぞれの周波数が高く、限界まで上がっているのが分かります。

そうなんです。この「すべての周波数がまんべんなく高くなっている」ことが「音圧が高い」ということに必要なんです。

もう少し詳しくみていきます。

平均音量

下の2つはそれぞれの音源の波形です。左が音源1で、右が音源2の周波数です。

音源2は真っ黒です。それにくらべて音源1はスカスカです。これは音源2は常に音量が高くて、音源1は一瞬しか音量が高くなっていないのが分かります。

音圧をあげるのに次に大切なのが「音量が常に高い」ということ。

M/S

下の音源を聞きくらべてみてください。

なんだか音源4は迫力がない感じです。

下の2つの画像はそれぞれの周波数と波形です。実はこの2つほどんど変わらないんです。(どちらも左が音源3で、右が音源4の周波数です。)

この2つの音源は「音の広がり」が違うんです。

下の画像は音の広がりを示したものです。左右に広がるほど、音の広がりがあるということです。(左が音源3で、右が音源4です。)

音源4はほとんど真ん中でしか音がなっていません。それにくらべ音源3は左右めいいっぱいに音が広がっているのが分かります。

この「音の広がり」も音圧を高くするために必要なことです。

音圧の正体

ということで、いままでのことをまとめると下の3つです。

  • 周波数がまんべんなく高い
  • 常に音量が高い
  • 音の広がりがある

この3つのことが重なると人は「音圧が高い」と感じるのです。

これで音圧が高いというがどういうことか分かったし、なんだか音圧が上げられそうな気がしますね!

ということで、それぞれを上げていくためにはどうするかご説明、、、、、、といきたいのですが、実はもう記事に書いてあったりします^^;

まず、「音の広がり」を出す方法は下の記事をどうぞ。

関連記事 【DTM】あなたの曲をもっと迫力的にするマスタリングテクニック

これにはパンニングも重要なので、下の記事もあわせてどうぞ。

関連記事 【DTM】あなたの曲がもっと良くなるミキシングテクニック〜パンニングのススメ〜

そして、周波数と音量については下の記事をどうぞ。

関連記事 【DTM】「マスタリングで音圧を上げるとミックスが崩れる!」〜音圧のためのミキシングテクニック〜

ベースとドラムの住み分けも音圧を上げるのに重要です。下の記事もあわせてどうぞ。

関連記事 【DTM】音圧を上げるためのミキシングテクニック〜ベースとバスドラムの住み分け編〜

ここまで読んで音圧が上げられるようになったら、最後にこの記事をどうぞ。

関連記事 【DTM】てっとり早く音圧を上げるやり方

音圧を上げるのはマスタリングですが、音圧を上げるのに大切なのはミックスです。いかに音圧が上がるミックスをできたかが、マスタリングで上がる音圧を左右します。覚えておいてくださいね^^

さいごに

あるとき友達がコンペ用のオーケストラ曲を作って、僕のところに持ってきました。

友達「これの音圧上げたいんだけど、一緒にやってくれない?」

僕「え?これの音圧上げんの?こういうのはちょっと上げるくらいで大丈夫だよ。ちゃんとミックスしたら、マスターにマキシマイザー入れてOKだよ。」

友達「いや、ガッツリ上げたいんだよね。」

僕「え?本気?こういうのってダイナミクス(音の強弱)が重要なんじゃないの?」

友達「いや、そうなんだけど、ガッツリ上げたいんだよね。」

僕「まーいいけど。」

ということで、僕はスタジオにいって言われるがままガッツリと音圧を上げました。

僕「できたよ。これでいいの?」

友達「、、なんかさ音の強弱っていうのかな、このトゥッティ(全体で演奏すること)のところとか迫力無くなっちゃったよね。」

僕「勉強したじゃん。音圧上げれば、音のダイナミクス無くなるって」(一緒に作曲を習っていました。)

友達「そうだよね。ありがとう!」

僕「え?これ(音圧あげたやつ)どうすんの?」

友達「やっぱり最初のままでいくわ!」

僕「そ、そっか。。。コンペがんばってね、、(コイツ!わざとやってるのか!?)」

どうやら彼は試してみたかっただけらしいです^^;

音圧は曲のジャンルによって変わってきます。クラブミュージックなどは歌モノとくらべると少し低いですし、BGMなどに使われるものはそれよりもさらに低いです。

なんでも音圧を上げればいいというわけではないので気をつけてくださいね^^

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