DAWのトラブルシューティング〜操作を間違えたときは〜

DAWのトラブルシューティング〜操作を間違えたときは〜

「ミックスをしていてDAWソフトの操作をまちがえた」なんてことはないですか?

DAWソフトはそんなときのために、やった操作を覚えていてくれています。なので、ボタン一つでやり直すことができます。

また、覚えていることも1つや2つではないので、ある程度まで戻ることができます。これを「Undo(アンドゥ)機能」といいます。

ボタン1つでカンタンにやり直せてしまうアンドゥですが、ついつい戻りすぎてしまうこともあります。

そんなときでも大丈夫です。「ReDo(リドゥ)機能」というのも用意されています。このリドゥはアンドゥの操作を戻すことができます。


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UndoとRedo

そんなベンリなUndoとRedoですが、DAWソフトによってできることが違うみたいです。これはいくつかDAWソフトを使ってみて気がつきました。

DAWソフトごとの使い方などをカンタンにまとめてみました。(下のDAWソフトの名前をクリックすると、そこまでジャンプできます。)

ProToolsでのUndoとRedo

【↑ProToolsの説明を閉じる】

ProToolsのバージョンは12です。

ProToolsでは [編集] > [取り消し] でUndoができます。

[取り消し] の下の [やり直し] がRedoです。

また、 [ウィンドウ] > [取り消し履歴] でUndoの一覧を見ることができます。履歴では1つだけ選んでそれだけをやり直すということはできませんが、その時点まで戻ることはできます。

このUndoで戻れる履歴ですが、残しておく数を変えることができます。やり方はまず [ProTools] > [初期設定] を選びます。

ウインドウが開くので、まず”編集”タブを選びます。すると下に”取り消しの回数”というのが出てくるので、そこで残す履歴の数を変えます。(ここを高い値にするとその分だけパソコンへの負担が大きくなります。)

Undoでできることは、

  • midiエディタの編集からオーディオデータの編集までのあらゆる編集
  • トラック名、色の変更
  • オートメーションの編集
  • フェーダー操作
  • パン操作
  • Busのセンド量
  • AudioSuiteの反映
  • etc.

かなり広範囲でやり直しができました。ただ、やり直しがきかないものもあります。

  • ProTools、セッションの設定の変更
  • 録音待機中(RECボタンを押した状態)のトラックのフェーダー操作
  • プラグインの変更やパラメータ操作
  • ルーティングの変更
  • etc.

ざっと操作して確認したので、探せばもっと見つかるかもしれません。

そんなUndoやRedoですが、毎回「取り消し」をクリックするのは大変なのでショートカットキーを使うと便利です。

Undo Control + Z :Win
Command + Z :Mac
Redo Shift + Control + Z :Win
Shift + Command + Z :Mac

Cubase ProでのUndoとRedo

【↑Cubaseの説明を閉じる】

Cubaseのバージョンは7.5です。

Cubaseでは [編集] > [元に戻す] でUndoができます。

[元に戻す] の下の [再実行] でRedoができます。

さらにその下の [編集履歴…] を選ぶと下のようにウインドウが開き、自分のやってきた履歴を見ることができます。また、この中から1つだけ選んでそれだけを取り消すということはできませんが、その時点まで戻ることはできます。

このUndoで戻れる履歴ですが、残しておく数を変えることができます。やり方はまず [Cubase] > [環境設定] を選びます。

ウインドウが開くので、左のところから”全般”を選びます。すると右に”「元に戻す」操作ステップ数の上限”というのが出てくるので、そこで残す履歴の数を変えます。(ここは初期値が∞(無限)になっているので、減らすとパソコンへの負担が軽くなります。)

Undoでできることは、

  • midiエディタの編集からオーディオデータの編集までのあらゆる編集
  • トラックの追加、削除、色・場所の変更
  • オートメーションの編集
  • ノンリアルタイムエフェクトの反映
  • etc.

やり直しがきかないものもあります。

  • Cubase、プロジェクトの設定の変更
  • ルーティングの変更
  • フェーダー操作
  • パン操作
  • Busのセンド量
  • プラグインの変更やパラメータ操作
  • etc.

ざっと操作して確認したので、探せばもっと見つかるかもしれません。

そんなUndoやRedoですが、毎回「取り消し」をクリックするのは大変なのでショートカットキーを使うと便利です。

Undo Control + Z :Win
Command + Z :Mac
Redo Shift + Control + Z :Win
Shift + Command + Z :Mac

Logic ProでのUndoとRedo

【↑Logicの説明を閉じる】

Logic Proのバージョンは10です。

Logicでは [編集] > [取り消す] でUndoができます。

[取り消す] の下の [やり直す] でRedoができます。

さらにその下の [取り消し履歴…] を選ぶと下のようにウインドウが開き、自分のやってきた履歴を見ることができます。また、この中から1つだけ選んでそれだけを取り消すということはできませんが、その時点まで戻ることはできます。

このUndoで戻れる履歴ですが、残しておく数を変えることができます。やり方はまず [Logic Pro X] > [環境設定] > [一般] を選びます。

ウインドウが開くので、真ん中あたりの”編集”を押します。その下に”取り消し履歴の数”というのが出てくるので、そこで残す履歴の数を変えます。試したら最大で200までできました。(ここを高い値にするとそれ分だけMacへの負担が大きくなります。)

Undoでできることは、

  • midiエディタの編集からオーディオデータの編集まで、あらゆる編集
  • トラック名、場所の変更
  • オートメーションの編集
  • エフェクト・パッチの追加、取り外し
  • Busの変更
  • etc.

かなり広範囲でやり直しができました。ただ、やり直しがきかないものもあります。

  • Logicやプロジェクトの設定の変更
  • フェーダー操作
  • パン操作
  • Busのセンド量
  • プラグインのパラメータの変更
  • etc.

ざっと操作して確認したので、探せばもっと見つかるかもしれません。なぜかミックス・マスタリングで使うようなところはやり直せないみたいです^^;

そんなUndoやRedoですが、毎回「取り消す」をクリックするのは大変なのでショートカットキーを使うと便利です。

Undo Command + Z
Redo Shift + Command + Z

エフェクトでのUndoとRedo

エフェクトのパラメータはどのDAWソフトでもUndoはできないのですが、エフェクトによってはそのエフェクト自体にUndo・Redo機能が付いているものがあります。

その場合はそのボタンを押せば、そのエフェクトのパラメータを間違えてもUndoができます。

ただ、気をつけることが1つあります。(これは僕だけがやるミスかもしれないんですが、一応書いておきます^^;)

このエフェクトのUndo機能はそのエフェクト独自のものです。undoのショートカットキーを押してもDAWソフトが反応するだけで、エフェクトはなんの反応もしません。それに気づかないでundoのショートカットキーを押し続けると、作業中のデータがどんどん戻されてしまいます。

ただ、それだけならすぐにRedoを押せばいいだけなのでそこまで問題はありません。本当に気をつけなければいけないのは、Undo履歴の上書きです。

Undoでやり直してから新たに別の動作をすると、それまでの履歴が上書きされてしまいRedoできなくなります。なので、エフェクトの操作中に間違えてUndoを押して、気づかずにDAWソフトを操作してしまうと元のデータに戻せなくなります。

注意してくださいね!

さいごに

DAWソフトにはUndo・Redoに限らずいろんなことがショートカットキーでできます。トラックの追加などもショートカットキーでカンタンにできます。

わずらわしい操作をはぶきたい方はショートカットキーを使ってみてください。作業がかなりはかどりますよ^^

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