【DTM】音圧が上げられるようになったら「MP3」にご注意!〜インターサンプルピーク/トゥルーピーク〜

【DTM】音圧が上げられるようになったら「MP3」にご注意!〜インターサンプルピーク/トゥルーピーク〜

ある日、iTunesを使って自分の曲をmp3にしたらなぜかノイズが入っているんです。クリップ(0dBを超えること)させたのかと思い、DAWソフトを確認したのですが、どこもクリップしてないんです。

そんな経験はありませんか?

実は音圧が上げられるようになると、この不思議ノイズが発生するんです。

今回はそんな不思議ノイズの正体と、対処法をお伝えします。


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ハードクリップ

この不思議ノイズの正体は、単なるハードクリップです。ハードクリップとはDAWソフトの0dBを超えると起こるノイズのことです。詳しくは下の記事をどうぞ。

関連記事 DAWソフトの”0dB”のお話

では、僕の曲はDAWソフトで0dBを超えていないのに、なぜハードクリップが起こったのでしょうか。

トゥルーピーク/インターサンプルピーク

下の画像はDAWソフトでのオーディオデータのイメージです。

オーディオデータはこんなふうにカクカクと途切れ途切れになっています。そして、アナログデータに変換されるときに、カクカクのオーディオデータはなめらかにつなぎ合わされ僕たちの耳に届きます。

そのデジタルからアナログデータに変換するときに、0dBをこえてオーディオデータがつなぎ合わされることがあります。

これがさっきのハードクリップの原因なんです。この0dBを超えてつなぎ合わされてしまった部分をトゥルーピーク(インターサンプルピーク)と言います。

これはDAWソフトからバウンスした後に起こることなので、僕がいくらDAWソフトで波形を確認しても見つけらなかったんです。

では、このノイズを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?

マスタートラックのフェーダー

1つ目の方法はマスタートラックのフェーダーを下げることです。

そうすれば下げた分だけ余裕ができるので、トゥルーピークが発生してもハードクリップは防げます。-1dBぐらいしておけばまず大丈夫でしょう。

しかし、せっかくがんばって音圧を上げたのに、フェーダーを下げるのはなんか気が進みません^^;

実はこれを防ぐためのエフェクトがあるんです。それが「トゥルーピークリミッター」です。

トゥルーピークリミッター

トゥルーピークリミッターはディザーと一緒でデジタル特有のエフェクトです。各社からいろいろなものが発売されています。Flux::の”Elixir”が有名でしょうか。僕はNuGenAudioの”ISL 2st”を使っています。

参考 NuGen Audio “ISL 2st”

CubaseとLogicをお使いの方はリミッターにこの機能が付いています。

そして、もう1つ必要なのがラウドネスメーターです。これはトゥルーピークを確認するために使います。

Cubaseの方は”SLM 128”がこれです。入っていない人はSteingbergのページからダウンロードできます。

参考 Steinberg “SLM 128”

やり方

やり方というほどのものでもないですが、一応書いておきます。

まず、トゥルーピークリミッター → ラウドネスメーター の順にエフェクトを入れます。あとはトゥルーピークメーターを見ながら、これが0dBになるまでトゥルーピークリミッターでトゥルーピークを抑えます。

mp3などに圧縮するときは、ぜひ試してみてください^^

さいごに

Cubaseはほんとにいろんなエフェクトがそろっていてベンリですね^^

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