【DTM】EQ(イコライザー)にまつわるアレコレ〜リニアフェイズEQとミニマムフェイズEQ〜

【DTM】EQ(イコライザー)にまつわるアレコレ〜リニアフェイズEQとミニマムフェイズEQ〜

EQには2種類あるのを知っていますか?

それが「リニアフェイズEQ」と「ミニマニフェイズEQ」です。

どちらもLogicのものです。見た目はほとんど変わらないので、エフェクトのEQ欄を見たときにどちらを使えばいいのか迷った人もいるかもしれません。

今回はこの2つの違いについて説明します。もしEQの使い方などを調べてこのページに来た方は下の記事をどうぞ。

関連 【DTM】DAWでのEQ(イコライザー)の使い方とコツ


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リニアフェイズEQとミニマムフェイズEQ

実は普通のEQでブーストやカットをすると、その部分の音がビミョ〜にズレて遅れることがあります。また「Q」が大きければそのズレも大きくなります。

すると、特定の周波数の音量が下がったり、音が濁ったりします。

そこで、そういった波形のズレを完全に無くすようにしたのが「リニアフェイズEQ」です。それ以外の普通のEQを「ミニマムフェイズEQ」といいます。

リニアフェイズEQの短所

そんな波形のズレを無くしたリニアフェイズEQですが、常にこれを使えばいいのかと言うとそうでもないんです。

リニアフェイズEQはミニマムフェイズと比べるとエフェクトのかかりが遅く、ドラムなどに使うとアタック感が弱くなったり音が濁ったりします。

また、CPU負担が大きいのでレイテンシー(遅延)が発生します。

リニアフェイズEQを使えば必ず良い結果になるとも限らないんですね。それにミニマムフェイズEQの音のズレがいい味を出すなんてこともあります。

ミニマムフェイズEQの場合はそういうのも個性につながるのかもしれません。

それぞれの使い所

なので、それぞれの特徴に合わせて使い分けていくのがベストです。

ミックスではトラックの音が遅延したり、アタック感が弱くなるのも困るのでミニマムフェイズEQを使います。ただ、伸びのあるストリングスやパッドなどはリニアフェイズもいいかもしれません。

マスタリングでは音のズレが分かりやすく聴こえるのでリニアフェイズEQを使います。

もしかしたら曲調や音によって上記のことが当てはまらないかもしれません^^; そんなときは両方を使って聞きくらべてみてください。

さいごに

ということで今回はリニアフェイズEQとミニマムフェイズEQの話でした。

最初はビンテージEQの使い方を書こうかな〜なんて思っていたのですが、エフェクトのEQカテゴリーを見たときにたまたまリニアフェイズEQが目についたので、そっちを書くことにしました。

次の機会にビンテージEQの使い方を書きます。

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