【DTM】ビンテージコンプレッサーを使いこなす!

【DTM】ビンテージコンプレッサーを使いこなす!

ビンテージコンプレッサーを使うといっても本物ではなくプラグインです^^;

これらは昔のコンプレッサーを再現したものです。どれも個性が強く、暖かい音にしてくれるもの、低音をつけ足して音を太くしてくれるものなどがあります。

なので、ミックスではとても重宝するのですが、それぞれの構造も普通のコンプレッサーとは違っています。

今回はその辺りを中心に解説していきます。普通のコンプレッサーの使い方は下の記事をどうぞ。

関連 【DTM】コンプレッサーを使ってみたけど、、使い方がわからない!!


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Urei 1176LN

これは「UREI 1176LN」を再現したものです。このコンプレッサーの特徴はスレッショルドとノブです。

ぱっと見るとスレッショルドが見当たりませんが、無いわけではなく機械の中でスレッショルドが固定されています。

こういうタイプは入力音量(INPUT)でコンプレッサーのかかり具合を調節します。入力音量を上げるほど強くコンプレッションがかかります。

あと、アタックタイムとリリースタイムのノブは普通のコンプレッサーとは逆なので注意してください。

アタックタイムは7が最速で、1に行くほど遅くなります。また、リリースタイムも7が最短で、1に行くほど長くなります。

音色はどうかというと、低音をつけ足してくれるので太い音にしたいときにはすごくオススメです^^

下にこれを使ったものと普通のコンプレッサーを使った音源を用意しました。どちらも同じような設定にしてあります。聞きくらべてみてください。

・普通のコンプレッサーを使ったもの

Teletronix LA-2A

これは「Teletronix LA-2A」を再現したものです。さっきの「Urei 1176」よりもパラメータが少ないです。

これは「Peak Reduction」がスレッショルド代わりになっていて、上げるほど強くコンプレッションがかかります。

また、コンプレッションで減った音量は「Gain」で調整できます。

このコンプレッサーの一番の特徴は下の画像のツマミです。これを回すことで反応する周波数を変えることができます。

左に回すほど高音域に反応してコンプレッションがかかるようになります。そうすると高音を強調させることができます。

また、スイッチでコンプレッサーとリミッターの切り替えができます。

コンプレッサーはアタックタイムもそんなに速くなくレシオも低め、リリースタイムはオートリリースです。さっきのツマミとあわせて使うことでハリのある音になり、目立たせたいボーカルやソロ楽器にオススメです。

ということで、下にこれを使ったものと普通のコンプレッサーを使った音源を用意しました。どちらも同じような設定にしてあります。聞きくらべてみてください。

・普通のコンプレッサーを使ったもの

Fairchild 670

これは「Fairchild 670」を再現したものです。一見いろんなパラメータがあるように見えますが、上半分が左チャンネルで下半分が右チャンネルなので実際はそうでも無いです。

これはアタックタイムとリリースタイムが固定されていて、6パターンから選べます。

それぞれマニュアルだと下のようになっているのですが、聴いた感じは違います。あまり参考にならないです。

ポジション 1
  • アタックタイム : 0.2 ミリ秒
  • リリースタイム : 0.3 秒
ポジション 2
  • アタックタイム: 0.2 ミリ秒
  • リリースタイム: 0.8 秒
ポジション 3
  • アタックタイム : 0.4 ミリ秒
  • リリースタイム : 2 秒
ポジション 4
  • アタックタイム: 0.4 ミリ秒
  • リリースタイム: 5 秒
ポジション 5
  • アタックタイム: 0.4 ms
  • リリースタイム: オートリリース / 2秒〜10秒
ポジション 6
  • アタックタイム : 0.2 ms
  • リリースタイム: オートリリース / 0.8 秒〜25秒

このコンプレッサーのもう1つの特徴は、真ん中あたりについているツマミを「LAT/VER」にするとM/S処理ができます。(ちなみに「LINKED」だと左右が同じ動きになり、「LIGHT/REFT」だと左右別々に設定できます。)

M/Sについては下の記事をどうぞ。

関連 【DTM】あなたの曲をもっと迫力的にするマスタリングテクニック

「LAT/VER」モードだと上半分がミッド、下半分がサイドになります。

このコンプレッサーを使った音色は、倍音がつけ足されて少し明るく暖かみのある音になります。

ということで、下にこれを使ったものと普通のコンプレッサーを使った音源を用意しました。どちらも同じような設定にしてあります。聞きくらべてみてください。

・普通のコンプレッサーを使ったもの

さいごに

紹介した「Fairchild 670」は左の「Waves JJP ANALOG LEGENDS」に入っています。

紹介したもの他にクラシックEQの「Pultec EQP-1A」「Pultec MEQ-5」もついてきます。

関連 Waves JJP ANALOG LEGENDS

紹介した「UREI 1176LN」と「Teletronix LA-2A」は左の「Waves CLA CLASSIC COMPRESSORS」に入っています。

紹介したもの他に「LA-3A」というコンプレッサーもついてきます。

関連 Waves CLA CLASSIC COMPRESSORS

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