【DTM】ミックスで役立つエフェクトテクニック〜ディレイ〜

【DTM】ミックスで役立つエフェクトテクニック〜ディレイ〜

ミックスで役立つエフェクトテクニックということで、今回はディレイについてです。

ディレイとははやまびこのような効果をつけるエフェクトです。ディレイを使うことでどんな音になるのか、下の音源を聞けばすぐに分かると思います。

・最初はディレイ無しで、2回目はディレイありです

こんなやまびこ効果をつけるディレイですが、これを利用した面白い使い方をご紹介します。


スポンサーリンク

ディレイで増やす

下の音源はある曲のコーラスです。

これは同じ人に2回歌ってもらったものです。ただ、コーラスとしてはチョット寂しい気がします。

なので、ディレイを使って数を増やしたいと思います。

使うのは普通のディレイです。

まず、ディレイ用のモノラルAuxトラック(FXチャンネル)を作り、センド&リターンで送ります。今回はコーラスが2トラックあるので、ディレイ用トラックも2つ作りました。センド&リターンのやり方は下の記事をどうぞ。

関連記事 インサートとセンド&リターンの違い

次に、ディレイを設定していきます。(ProToolsなら”ModDelayⅢ”、Cubaseなら”ModMachine”、Logicなら”TapeDelay”をお使いください。)

まず、ディレイタイムを35ms以内にしてビミョ〜に遅らせます。ここは35ms以内ならなんでもいいです。あと、FeedBackを”0”、wetを”100%”(またはMixを”100”)にします。

モジュレーション機能も使い音程を揺らします。

“Depth”と”Rate”の値は適当でかまいません。ただ、やり過ぎると気持ち悪い音になるので気をつけてください。

このとき、2つのディレイのディレイタイム、Depth、Rateは変えてください。

せっかくなのでもう1つディレイトラック追加して、合計3トラック使うことにします。これもさっきのディレイと一緒でディレイタイム、Depth、Rateは変えます。

出来たのが下の音源です。何もしなかったときも用意したので聴きくらべてみてください。

全然違いますね。人数も増えてコーラス隊っていう感じが出たのではないでしょうか^^

今回はディレイトラックを3つ使いましたが、4つでも5つでもかまいません。ただ、3つもあれば充分人数感は出せます。

ステムミックス

今度はこれらの音量をコントロールします。とはいえ、合計5トラックになってしまったので、1つずつコントロールするのは大変です。

そんなときは下の画像のようにもう1つAuxトラック(FXチャンネル)を作り、そのトラックでまとめてコントロールします。

このときすべてのコーラストラックのアウトプットから、新しく作ったAuxトラック(FXチャンネル)に送るようにします。画像では「cho_stem」トラックにまとめて送っています。

また、そこにコンプレッサーをかけることでコーラスに一体感を出すことができます。

ということで、出来上がったのが下の音源です。

コーラスが包みこむような感じにしてみました。

こんなふうにディレイを使って、人数が増えたように演出することができます。そうすることで音に厚みがでます。今回はコーラスに使いましたが、ボーカルや楽器でも使える技です。

ベースにも使ったことがあるのですが、ウエッティーな感じになって面白かったです。ぜひ試してみてください。

さいごに

人は30m秒ぐらいまでは重なって聴こえるそうです。それを過ぎると、ズレて聴こえるそうです。昔なにかの本で読みました^^;

なので、先ほど「ディレイタイムを35ms以内」と書きました。

ミックスはこういう耳の錯覚というか、特徴みたいなものを利用することが多いです。知っていると役に立ちます^^

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。