【DTM】ステキなピアノに仕上がるミキシングテクニック

【DTM】ステキなピアノに仕上がるミキシングテクニック

これまでにボーカルドラムのミキシングテクニックを書きましたが、今回紹介するのはピアノです。

ただ、ピアノと言ってもマイク録音したものと、打ち込みのものがあります。今回の説明で使うのは打ち込みのピアノです。


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パンニング

まずはパンニングを決めます。

ピアノの場合いろんな置き方があるのですが、多いのは下の曲のような右奥の位置です。

FAT PROP “Close My Eyes” Official Music Video

下の曲のように、左に置くのもあります。

SafariまたはiPhoneをお使いの方はこちらで動画が観れます。

あと、フルで広げるなんてやり方もあります。

Che’Nelle(シェネル)Believe

こんなふうに色々とやり方があるので、曲の楽器構成も考えて決めてください。

音作り

次に音作りです。

基本は「コンプレッサー」→「EQ」なんですが、音域が広いときはコンプレッサーを「マルチバンドコンプレッサー」に変えるとやりやすいです。

マルチバンドコンプレッサー

というわけで今回はマルチバンドコンプレッサーを使ってみます。詳しい使い方は下の記事をどうぞ。

関連 【DTM】ミックスで役立つエフェクトテクニック〜マルチバンドコンプレッサー〜

設定は4バンドのタイプなら下の画像のように左右をはじに寄せてバイパスし、400Hz辺りで分けて2バンドにします。また、セパレートを少し絞るとコンプのかかりが良くなります。

ローバンドもハイバンドもアタックタイムを遅めにしてフレーズをはっきりさせます。リリースタイムはオートにします。ゲインリダクションは常に-1dBあるぐらいです。

コンプをかけ過ぎると変な倍音が持ち上がったりするので、気をつけてください。

EQ

次にEQです。

低音はベースとかぶるので150Hzぐらいまでハイパスフィルターでカットします。ここはベースと一緒に聞きながら微調整してください。

12kHz辺りを上げるとリバーブ感が出ます。モワモワするときは500Hz辺りをカットします。もし抜けが悪いときは3〜5kHz辺りをブーストします。

※音が細い

フレーズや音源によっては音が細いと感じこともあるかもしれません。そんなときは500Hz辺りをカットせず、逆に持ち上げます。

一緒にサチュレーターを使うのも効果的です。

サチュレーターについては下の記事をどうぞ。

関連 【DTM】ステキな音に仕上がるミキシングテクニック〜太く分厚い音にする〜

ということで、ここまでやった音源を下に用意しました。何もしなかったときと比べてみてください。

だいぶスカスカな音になりましたね。「大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、他の音とあわせるとこのくらいでちょうど良かったりするんです。

空間系

次に空間系エフェクトを使って響きを足していきます。

ディレイ

ディレイは「syncボタン」を押してテンポディレイにします。左右を4分音符・8分音符にし、フィードバックは無しです。

画像のようにフィルターが付いているタイプなら、ローパスフィルターを少しかけるとなじみがよくなります。また、音量は少し聞こえるぐらいにします。

リバーブ

リバーブはテンポや曲の雰囲気に合わせて変えてください。絶対ではないですがロック系ならルーム、バラード系ならホールがあいやすいです。

下の音源ではルームをメインに使って、ホールを薄くかけてます。また、ディレイからもこのリバーブに送っています。

あと、コーラスを薄くかけると音にツヤがでます^^

距離感

さいごに距離感の調整をします。

EQを使い1kHz辺りを少しカットします。

もし、これで後ろに下がらない場合はリミッターを使います。

リリースタイムを変えられるタイプなら少し長めにし、ゲインリダクションを -1〜2dBぐらいにします。少しかかる程度で大丈夫です。

これで完了です^^ 仕上がったものが下の音源です。


さいごに

ピアノは音域がかなり広い上に、フレーズや曲調によってもやり方が変わってきます。なので、ここで書いていることが当てはまらないかもしれません。

そんなときは自分の作ろうとしてるものに近い曲を探して、マネしちゃえばOKです^^ ミックスをマネしても「あの曲のミックスをマネした?」なんて絶対に言われないので安心してください。

これは断言できます。実際に僕は一度も言われたことないです^^

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