【DTM】エキスパンダーとゲート

【DTM】エキスパンダーとゲート

上の画像は「エキスパンダー」という運動器具です。

今回紹介するのは運動器具ではなく、エフェクトの「エキスパンダー」です。

生ドラムのミックスなどに使うエフェクトです。「ゲート」ともいいます。ギターリストさんなら「ノイズゲート」のほうが馴染みのある名前でしょうか。

今回はこのエキスパンダーについてご紹介します。


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エキスパンダー

エキスパンダーは「大きい音はそのままに、小さい音はより小さくする」というエフェクトです。「大きい音を抑えて、小さい音はそのままにする」はコンプレッサーでしたね。

エキスパンダーはコンプレッサーの逆の動きをするエフェクトなんですが、コンプレッサーの仲間でもあります。

ちなみに、「大きい音はそのままに、小さい音を大きくする」エフェクトは「デエキスパンダー(アップワードコンプレッサー)」と言います。

「大きい音をより大きく、小さい音をそのままにする」エフェクトは「デコンプレッサー(アップワードエキスパンダー)」と言います。

ちょっとまぎらわしいですね^^;

エキスパンダーの主な使い方

雑音、ノイズを抑える

雑音やノイズを抑えるのがエキスパンダーの基本的な使い方です。

下の音源はドラム音源を使ってドラム録音風にしたスネアドラムの音です。


ドラムの録音の場合、狙った楽器以外の音がどうしても混じってしまいます。これを抑えるためにエキスパンダーを使います。

下の音源は上の音源にエキスパンダーをかけたものです。


エキスパンダーを使うことでこんなふうに雑音を抑えることができます。

音の余韻(よいん)を抑える

音の余韻(よいん)を抑えるのはコンプレッサーでもできるのですが、エキスパンダーを使ってもやることができます。

下に音源を用意したので聞きくらべてみてください。

・エキスパンダーで余韻を抑えたもの

エキスパンダーのパラメータ

パッと見ると気づくかもしれないのですが、エキスパンダーのパラメータはコンプレッサーとすごく似ています。

Threshold

スレッショルドと読みます。ここでエフェクトのかかる音量を決めます。ここで決めた音量より小さい音にエフェクトがかかります。

Ratio

レシオと読みます。ここでは「スレッショルドより下の音をどのくらい圧縮するか」を決めます。

画像だと「4:1」なのでスレッショルドよりしたの音の音量は1/4になります。

Range

レンジと読みます。ここでは「スレッショルドを下回った音を圧縮したときに音量をどこまで下げるか」を決めます。つまり、圧縮の最小音量を決めるところです。

例えば、さっきのレシオで「∞:1」にしても、レンジが -1dB なら(スレッショルドで決めた値から)-1dBまでしか音量は下がりません。

Attack Time

アタックタイムと読みます。ここでは「音量がスレッショルドを超えたときに、どのくらいの時間をかけて圧縮をやめるか」を決めます。

つまり、音量がスレッショルドを超えたときに、アタックタイムが速いほど圧縮が速くとまります。

Hold

ホールドと読みます。ここでは「音量がスレッショルドを超えたときに、どのくらいのあいだ圧縮をやめるか」を決めます。つまり、圧縮をとめている持続時間を決めるところです。

Release Time

リリースタイムと読みます。ここでは「音量がスレッショルドを超えたときに、Rangeで決めた音量までに戻る時間」を決めます。

Gain Reduction

ゲインリダクションと読みます。今どのくらい圧縮しているかを表しています。

Look Ahead

ルックアヘッドと読みます。これがオンのときは事前にオーディオデータを先読みすることができます。


打ち込み主体でやっている人はあまり使わないエフェクトかもしれませんね。

ということで今回はここまでです^^

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