【DTM】イコライザー(EQ)を使いこなす!〜アナログタイプ編〜

【DTM】イコライザー(EQ)を使いこなす!〜アナログタイプ編〜

明けましておめでとうございます!ブログともども今年もよろしくお願いします^^

今年最初の記事はアナログタイプのEQ(プラグイン)についてです。アナログタイプのEQとは下の画像のようなEQです。

このタイプのEQはDAWソフトに標準でついているEQのように、周波数の変化を画像で表示してくれません。ツマミと自分の耳で音の変化を聴き分けなけることになります。

なので、普通のEQに慣れるとチョット使いづらいかもしれません。僕がそうでした。

ただ、こういうのって使っていくうちにだんだんと慣れてくるんですよ^^; 周波数が見えないのが当たり前というか、、

それに、こういうタイプのEQはビンテージEQをシミュレートしたものも多く、アナログチックな音、太い音にしてくれるものなど、個性豊かなものが多いです。

なので、使いこなせればあなたのミックスの幅は確実に広がります!というわけで、さっそく使い方を解説していきます。

もし普通のEQの使い方、周波数などを調べてこのページに来た方は下の記事をどうぞ。

関連 【DTM】DAWでのEQ(イコライザー)の使い方とコツ

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アナログEQの印やスイッチの見方

まずはそれぞれの印やスイッチがなんなのかを説明します。

カーブタイプ

シェルビングタイプ

音叉(おんさ)を横向きにしたような印はシェルビングカーブをあらわしています。下の画像のようなカーブのことです。

音叉が左に開いているものは低周波数のシェルビングカーブ、右に開いているものが高周波数のシェルビングカーブです。

「特定の周波数以上(以下)を持ち上げたり(ブースト)、カットしたいな〜」というときに使います。

ピーキングタイプ

ソロバンの珠みたいな印はピーキングカーブをあらわしています。下の画像のようなカーブのことです。

このピーキングは良く使うタイプです。特定の周波数をピンポイントで持ち上げたり、カットするときに使います。

フィルタータイプ

右上がりの「へ」の字はハイパスフィルターをあらわしています。(EQによってついていません。)下の画像のようなカーブです。

「~Hz以下をばっさりカットしたい」なんてときはこれを使います。

位相反転スイッチ

 

EQによっては上の画像のように「φ」「PHASE」と書かれたスイッチがついています。これは位相を反転させるスイッチです。このスイッチをオンにすると、下の画像のように波形が180度ひっくり返った音になります。

位相の打ち消し(音が消えたり、弱くなったりすること)を防ぐのに使います。

アナログEQの使い方

アナログタイプのEQは上の画像のEQのように「周波数」「Q」「音量(ゲイン)」が分かれているものは少ないです。ほとんどのものは下の画像のように、「周波数」と「音量」を変えるところが重なっています。

その場合は上のツマミ(上の画像の青色の丸の部分)で音量(ブーストまたはカット)、下のツマミ(上の画像のオレンジ色の丸の部分)で周波数を変えます。

また、下の画像のように選べる周波数が固定になっているものもあります。この画像のEQの場合だと220Hz、270Hz、330Hz、390Hz、470Hz、560Hz、680Hz、820Hz、1000Hz、1200Hzを選ぶことができます。

例えば下の画像の場合だと、周波数は680Hz、音量は-6.0dBとなっています。すると、周波数はその下の画像のようになります。

あと、「Q」は変えられないものが多いです。

Pultecの「EQP-1A」と「MEQ-5」のシミュレーター

上の画像のアナログEQはそれぞれPultecの「EQP-1A」(上)と「MEQ-5」(下)をシミュレートしたものです。これはWAVESのものですが、メーカーによって多少見た目は違うかもしれません。

この2つは独特な作りになっていて、特に「EQP-1A」のユーザーインターフェイスの使い勝手の悪さは最高です^^; なので、カンタンに説明します。

Pultec「EQP-1A」

これは下の画像のように、3つのセクションに分かれています。

「1」セクション

ここは低周波数のシェルビングカーブになっています。つまり下の画像のように、音叉が左に倒れたようなマークのカーブと一緒です。

「CPS」のツマミで周波数を選びます。選べる周波数は20Hz、30Hz、60Hz、100Hzです。「BOOST」で音量が増え、「ATTEN」で音量が減ります。

「2」セクション

ここはピーキングカーブです。下の画像のように、さっきのソロバンの珠のようなマークと一緒です。

ここは音量を上げること(ブースト)しかできません。また、「KCS」のツマミで周波数を選びます。選べる周波数は3kHz、4kHz、5kHz、8kHz、10kHz、12kHz、16kHzです。「BANDWIDTH」でQ幅が変えられます。

「3」セクション

ここは高周波数のシェルビングカーブです。つまり下の画像のように、音叉が右に倒れたようなマークのカーブと一緒です。

ここは音量を下げること(カット)しかできません。「ATTEN SEL」のツマミで周波数を選びます。選べる周波数は5kHz、10kHz、20kHzです。

Pultec「MEQ-5」

次にPultec「MEQ-5」なんですが、これも「EQP-1A」のように3つのセクションに分かれています。

全てピーキングカーブなのですが、「1」と「3」がブースト、「2」がカットです。

それぞれ左側のツマミで周波数を選び、右側のダイヤルで音量をどれくらい変えるかを決めます。


ということで、アナログEQについてはここまでです。

さいごに

最初は周波数が見れないことが不安になりますし、今時のエフェクトみたいに使いやすいユーザーインターフェイスではないので、戸惑うかもしれません。

しかし、使っているうちに慣れてきます^^;

新年ということで、これを機にアナログタイプのEQもぜひ使ってみてください^^

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